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2011/10/21

通信使 通信使とて 暮れにけり (意味不明)

最近、中日新聞石川県版に「朝顔や つるべとられて もらい水」などの句で知られる俳人・加賀の千代女に関する連載記事が載っている。

千代女は藩主の依頼で、いくつかの掛軸と扇子に自作の俳句を揮毫し、来貢中の朝鮮通信使に贈呈したことがあるらしい。

それらの掛軸や扇子が今でも韓国に残されているかどうかについて記事は触れていないが、残っていれば大きなトピックであるから言及されないはずはなく、そう考えるとやはり残存してはいないのだろう。

中国文化絶対主義であった当時の朝鮮人たちに、日本文化の粋である俳諧の価値など分かるはずもなく「もっと金目のものをよこせニダ」などと内心苦々しく思いながら受け取って、帰国した後も粗雑に扱ったのかもしれない。

しかし幸いにも日本側にどのような句を送ったかについての記録が残っており、それを元に中日新聞石川県版が週に四回数句づつ紹介しているようである。

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