六月七日の読売新聞Web版にどうでもいいような通信使関係の記事を発見した。
タイトルには『朝鮮通信使もてなした料理、記録を元に復活へ』 とある。
なんでも対馬にはかつて通信使の饗応に使われた「杉箱焼き料理」なるものがあり、市の観光物産協会がそれを『復活』させようと取り組んでいるという ことらしい。
対馬市も観光客誘致に必死なのかもしれないが、いつまでも通信使ネタに頼ってばかりでは飽きられるのではあるまいか。
また記事のタイ トルには "料理、記録を元に復活" とあるが、記事をよく読むと実際にはろくな記録も残っておらず、材料や調理法についてもまったく不明。
古い文献に残る「杉焼き」という名前だけを拝借して新たな郷土料理を創作するというのが実情のようで、なんだか韓国の百済伎楽や高麗茶道がでっち上げられた過程とよく似ている。
対馬市も韓国との交流を深めるうちに歴史捏造症に感染してしたのかもしれない。
2011/06/20
2011/02/07
通信使のコスプレで韓国人を歓迎
今回は2011年1月24日の埼玉新聞に載った『韓国教職員29人が来校 さいたま・慈恩寺中』という記事をとり上げる。
内容はタイトルから推察できるように、大して益もないであろう韓国との交流事業で、韓国の教師が日本の中学校を視察に訪れたというだけの記事である。
その韓国人教師たちを歓迎するため、慈恩寺中の生徒たちが朝鮮人のコスプレをして通信使行列を再現して見せ、教師たちも大いに喜んだとのことだが、残念ながら鶏泥棒のシーンまでは再現しなかったようだ。
それはともかく、外国人を歓迎するのなら、日本情緒を感じさせるセレモニーで歓迎するのが普通だと思うが、なぜかこの場合は日本人が朝鮮人のコスプレで朝鮮人を歓迎するという、考えてみれば奇妙な状況となっている。
まあ、そのあたりが現在の日韓関係の捻れ具合を象徴していると言えなくもないのだが。
内容はタイトルから推察できるように、大して益もないであろう韓国との交流事業で、韓国の教師が日本の中学校を視察に訪れたというだけの記事である。
その韓国人教師たちを歓迎するため、慈恩寺中の生徒たちが朝鮮人のコスプレをして通信使行列を再現して見せ、教師たちも大いに喜んだとのことだが、残念ながら鶏泥棒のシーンまでは再現しなかったようだ。
それはともかく、外国人を歓迎するのなら、日本情緒を感じさせるセレモニーで歓迎するのが普通だと思うが、なぜかこの場合は日本人が朝鮮人のコスプレで朝鮮人を歓迎するという、考えてみれば奇妙な状況となっている。
まあ、そのあたりが現在の日韓関係の捻れ具合を象徴していると言えなくもないのだが。
2009/12/23
通信使狂いの韓国が性懲りもなく歴史捏造施設を計画中
2009年12月21日の読売新聞Web版によると、韓国・釜山市が朝鮮通信使を紹介する歴史館を新設する予定らしい。
この愚挙にかかる血税は約2億7400万円。市は通信使の関連資料を展示するほか、日韓文化交流に関する怪しいセミナー なども開催し、日韓関係史捏造の拠点としても活用する方針であるようだ。
ちなみに記事中に突っ込みを入れるような箇所は見当たらなかった。朝貢使節であったことには触れていないが、日本文化に多大な影響を与えたとかなんとかいう、とんでもないデタラメも書かれていない。
東◆や毎◆とは違って読売にはマトモな記者が多いようで、結構なことである。
この愚挙にかかる血税は約2億7400万円。市は通信使の関連資料を展示するほか、日韓文化交流に関する怪しいセミナー なども開催し、日韓関係史捏造の拠点としても活用する方針であるようだ。
ちなみに記事中に突っ込みを入れるような箇所は見当たらなかった。朝貢使節であったことには触れていないが、日本文化に多大な影響を与えたとかなんとかいう、とんでもないデタラメも書かれていない。
東◆や毎◆とは違って読売にはマトモな記者が多いようで、結構なことである。
2009/12/11
将軍と会見してやるってか?
今回は2009年12月8日付け読売新聞愛知版に掲載された『ゆかりの書画、多数発見 「東海朝鮮通信使研」10周年』 というタイトルの小さな記事を検証してみたい。
朝鮮通信使の足跡を調べているという東海地方の小さな民間サークルが発足10周年を迎えたというどーでもいい記事である。
"江戸時代に来日し、将軍との会見のため東海道を往復した朝鮮通信使の足跡を調べている東海地方朝鮮通信使研究会(東通研、貫井正之代表)が10日で発足10周年を"
記事の冒頭からいきなり違和感がある。貢物を山ほど抱えて将軍就任のお祝いに行くことのどこが「会見」なのか。たかが支那の属国から来た朝貢使節ふぜいが天下の将軍様と「会見」するとは片腹痛い。
とは言え『大辞林』によると「会見」とは「特定の場所で公式に人と会うこと」とあり、表現としては完全な間違いではないようだが、朝貢の儀式を表現するための語彙としては不適切と言えそうだ。
というわけで、今回は「朝貢」を「会見」と書いたこと以外に大きな齟齬はないようで、軽いジャブ程度の突っ込みとなった。
もっと突っ込み甲斐のあるデタラメ満載記事が現れることを期待したいが、通信使来貢400周年記念の馬鹿騒ぎもすでに2年前の出来事となり、その種の愚行もめっきり減った。
また突っ込みを入れる同志も多く、記者も抑制しているフシが見られる。結構なことである。
朝鮮通信使の足跡を調べているという東海地方の小さな民間サークルが発足10周年を迎えたというどーでもいい記事である。
"江戸時代に来日し、将軍との会見のため東海道を往復した朝鮮通信使の足跡を調べている東海地方朝鮮通信使研究会(東通研、貫井正之代表)が10日で発足10周年を"
記事の冒頭からいきなり違和感がある。貢物を山ほど抱えて将軍就任のお祝いに行くことのどこが「会見」なのか。たかが支那の属国から来た朝貢使節ふぜいが天下の将軍様と「会見」するとは片腹痛い。
とは言え『大辞林』によると「会見」とは「特定の場所で公式に人と会うこと」とあり、表現としては完全な間違いではないようだが、朝貢の儀式を表現するための語彙としては不適切と言えそうだ。
というわけで、今回は「朝貢」を「会見」と書いたこと以外に大きな齟齬はないようで、軽いジャブ程度の突っ込みとなった。
もっと突っ込み甲斐のあるデタラメ満載記事が現れることを期待したいが、通信使来貢400周年記念の馬鹿騒ぎもすでに2年前の出来事となり、その種の愚行もめっきり減った。
また突っ込みを入れる同志も多く、記者も抑制しているフシが見られる。結構なことである。
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