今回は2011年1月24日の埼玉新聞に載った『韓国教職員29人が来校 さいたま・慈恩寺中』という記事をとり上げる。
内容はタイトルから推察できるように、大して益もないであろう韓国との交流事業で、韓国の教師が日本の中学校を視察に訪れたというだけの記事である。
その韓国人教師たちを歓迎するため、慈恩寺中の生徒たちが朝鮮人のコスプレをして通信使行列を再現して見せ、教師たちも大いに喜んだとのことだが、残念ながら鶏泥棒のシーンまでは再現しなかったようだ。
それはともかく、外国人を歓迎するのなら、日本情緒を感じさせるセレモニーで歓迎するのが普通だと思うが、なぜかこの場合は日本人が朝鮮人のコスプレで朝鮮人を歓迎するという、考えてみれば奇妙な状況となっている。
まあ、そのあたりが現在の日韓関係の捻れ具合を象徴していると言えなくもないのだが。
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